ギャンブル依存性更生プログラム受けてきた

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FXで借金作り完詰みしたことで、妻へカミングアウトし、500万円という大金を家計の貯蓄から肩代わりさせてしまったゴミクズ人間 "うまごめ"(@umagome_fx)でございます。 

前回は借金カミングアウト編でしたが、今回はその後の展開として依存性専門の病院を受診した経緯などをまとめてみました。

 

ギャンブル依存性専門病院で受診

妻へFXで借金を作ってしまったことカミングアウトし、依存性専門の外来を受診することにしました。

田舎暮らしのため、近くに専門の病院なんてものは皆無。だから受診しないという言い訳なんてできないので探してみたところ、いちばん近い病院は自宅から片道150km!えっ?マジか…

それでも行かねばならぬ!ということで妻と一緒に行ってきました。

 

ギャンブル依存性と診断される

アルコール、ドラッグ、ギャンブルなどの依存性や、様々な精神疾患に特化した病院を受診したのですが、問診は異常なくらいの時間を費やし事細かく聞かれました。

理由として、ギャンブル依存性は、他の精神疾患との関わりがある場合も多いようで、その判断材料として問診が重要とのこと。

私の場合は、純粋なギャンブル依存性という診断が下りました。しかも、お手本になるようなギャンブル依存性とのこと。良いのか悪いのか(笑)

ギャンブル依存性とは、医学的な根拠は完全に解明されてないようですが、基本的には「脳内の報酬系への渇望を抑制できなくなる」ということらしいです。

わかりやすく言うと「ギャンブルでしかアドレナリンが分泌されなくなる」ってことみたい。

ギャンブル依存性を完全に完治させることは難しく「如何にして再発させないか」が重要との事でした。

 

ギャンブル依存性更生プログラムは必須

特に薬とかは出されませんでしたが、病院で行っている更生プログラムを進められました。もちろん強制ではなく任意です。

毎週末、2時間の授業(ギャンブル依存性の再発を防ぐための技術を学ぶ)を全12回参加することになりました。

授業内容は、どこの病院でもそうでしょうが口外禁止ということなので内容は書けないのでゴメンナサイ。

授業のスタイルはテキストに沿った講師の指導はもちろんのこと、受講者それぞれの苦悩や考え方なども発表するので、同じ悩みを持つ方々の意見も聞けるのは非常プラスになったかな。

病院まで片道3時間、往復6時間かけて全12回のプログラムを完走しました!めっちゃ大変だったけど学びが多く、ここでしか経験できない事もあったので大満足。

 

自立支援医療制度を活用

ちなみに私がお世話になった病院の更生プログラムは自立支援医療制度が使えたので、毎回受講料は1割負担になりました。

プログラムなどで自立支援医療制度を利用する際は、受診した際に先生から勧められると思いますが、話が出ないようなら先生に聞いてみてくださいね。3割負担が1割負担になるので、実質出費が1/3になる感じですから。

申請は病院で診断書を作成してもらい、最寄りの市役所で申請すればOKです。

 

さいごに

依存性外来を受診し、更生プログラムを受講したことでギャンブル依存性への理解と再発防止策を得られたことは非常に大きなステップとなりました。

とにかく、ギャンブル依存性は自分の意思だけでは抑え込めない病気なんです。

自分は大丈夫なんて思っているなら受診すべきかと。最悪なのはギャンブル依存性かもしれないことすら感じない人もいるようですからね。